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「なぜ新型コロナウイルスワクチンを打たないのか」 「新型コロナウイルスワクチン令和6年冬秋用」が始まっていますが、65歳以上の対象者で受ける方はインフルエンザワクチンの1/3ほどです。受けない方に尋ねると、「いろいろな情報でワクチンが怖い」「5回も6回も打っているから今年はいいだろう」「過去の副反応がトラウマになって嫌」が3大理由です。第一の理由の何故怖いのかについて、フェイクニュースの専門家が以下のように解説していました。人を含めた動物は何らかの情報に接した時、とっさに(直感的に)危険かどうかを判断してしまいます。そうしないと動物は一瞬で死んでしまう。論理的に考えて答えを出したのでは遅すぎるので、今までの知識と経験をもとに直感的に「危ない」「危なくない」を判断するわけです。もし「危ない」という情報と「安全」という情報があったら「危ない」という情報を信じて避けておいた方が助かります。人間も音字で危険情報は売れるのです。SNSで発信するとたくさん売れます。「00は危険です」という本はよく売れるが、「**は安全です」という本はほとんど売れないそうです。さらに人間は「みんなが言っていることを信じる」という性質を持っています。一般の人は「レプリコンワクチン」「遺伝子組み換え」と云われてもよくわかりません。よくわからないものには「不安」を感じ「不安=危険」と判断すると、そこから逃避します。ワクチンの危険情報が正しいのかフェイクなのか判断できないとき、とりあえず信じておこう、そして回避しておこうと判断する訳です。打たない理由2もここに繋がっているのかも知れません。 マイナ保険証の導入が進まないのも同じような心理状態が働いているのかもしれません。 |
今年の2月にファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンcomirnaty(コミナティ)が医療従事者を対象に先行接種されました。日本で初めてのワクチンで接種する方ももされる方も戦々恐々で、連日のように副反応などが報道されました。指揮者がタクトを一閃し狂騒曲が始まりました。次は3月にワクチンの供給が少ない中で、「高齢者への接種を4月12日から」という指揮者のタクトが振られ、まだ接種していない医者が感染も顧みず恐る恐る高齢者施設に出かけていきました。5月になりワクチン供給にめどが立つと、指揮者は再び「7月いっぱいに65歳以上のすべての高齢者に」というタクトを振ったため、楽団員はあわててメンバーをかき集め、さらに「1日100万回を」という指揮に劇団員は右往左往。曲はもう「どうにも止まらない」勢いで暴走し、指揮者の意図とは違う方向に走り出しました。そして7月になり、狂騒曲は突然にテンポを変え、楽団員は唖然としてなすすべがありません。さてその結末はジャジャジャジャーンと、ベートーベンの「運命」に似た悲壮な曲へと変わっていくのでした。 |
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2021.4.1 命が芽吹く春を迎えて 今日から新年度が始まりました。新型コロナウイルス感染症の第4波と云われて、昨年同様、希望に満ちた晴れ晴れしい気持ちにはなりませんが、季節はお構いなしに巡っていきます。桜は例年より早く、春を待ちわびたように満開となり、遠くの山に見える残雪もずいぶん少なくなりました。現在のコロナ禍も何年か後には「そんなこともあったな」と云えるようになるのでしょうか。2011年3月11日の東日本大震災から10年が経ち、被災地の村や町は一見新しくなりましたが、人々の心の傷は何時までも癒えることは無いようです。人間以外の自然界の命あるものは、その強い生命力で黙々と次世代を目指しますが、人間はその弱い生命力がゆえに、英知を傾けて次世代につながねばならないのでしょう。 |
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2021.1.12 3年ぶりの大雪に見舞われ、多くの人が除雪作業に明け暮れ、疲れているのでしょう。来院する方も少なく、こんな文章を書いています。ここ福井県では2018年に記録的な大雪に見舞われ、あわら市から坂井市にかけての国道で、多くの車が停留し、大変は豪雪地帯であると全国に知れわたりました。あれから3年。再び全国ニュースに出ることとなり、新潟に引けを取らない有数の豪雪地帯との印象を日本全国に与えたのではないでしょうか。私も2日間ほど除雪作業をしましたが、3年ぶりのことで、昨年は降雪量ゼロでした。夏の九州豪雨、冬の北陸豪雪。両方とも慣例にならなければいいのですが。 |